今はまだ存在しない職業に就く

こんにちは。

総合キャリア支援室 岡田ですネコ

  

昨今、米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン教授が2011年8月、ニューヨークタイムズ紙のインタビューで語った予測が波紋を呼んでいます。


「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

というものです。

今後15年で、さらにたくさんの職業が出現し、これまでの職業は淘汰され、現存する職業につく人は激減することになるだろうと言う予測です。

  

えっー、ほんと叫びはてなマーク
今一生懸命マッチングしている学生たちの15年後はどうなってんのあせるはてなマーク
と考えてしまいました。

  

でも、さかのぼること15年前、私は携帯電話を持っていませんでしたし、
パソコンも家庭やオフィスでこんなに普及していませんでした。
子供たちも1人1台PSPやDS持っていませんでしたし、
スマホのようにコンパクトでしかも指一本ですべての情報を手に入れるなんて考えもしませんでした。

こんなにメーカーが海外に移転し、日本のお家芸である製造業が空洞化し始めることも、
介護分野が極端な人手不足になるとも想像していませんでした。

 

そう思うと、実は私たちは加速度的な変化の中にいるのかもしれません台風

これはアメリカでの予測ですが、同じ先進国である日本でも同様のことが予測される、といっても過言ではありません。

  

アメリカの教育関連サイト「Mind Shift」では、今まで存在しなかった職業につくためにはどの専門を選ぶのが
有利かを考え始めていることが報じられています。

 


「転移可能な一般的能力」を身につけよう、と言うことらしいですが、
「コミュニケーション」「チームワーク」「情報選択能力」など、近年重視したいと言われている能力を
より重視するようになっているそうです。

  

人間の本質が変わるわけではないので、右往左往する話ではないのですが、
就活の渦中にいて煮詰まっている学生さんへ・・・
ぐっーと俯瞰してみると、職業選択というのはもっと感覚的なものでよいのかもしれません、、、

 

2021年10月

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