スタッフ紹介<キャリアカウンセラー・松岡②>

夏期休暇中の開室について

-------------------------------------

こんにちは。

総合キャリア支援室キャリアカウンセラー 松岡澄江ですコスモス

 

(前回のつづき) 

 

 

私がこの職業を選んだ理由を今日はお伝えしますね。



【キャリアカウンセラーになるきっかけ】

 

前職でWeb制作会社で働いていた時、管理職の立場にありました。

最大で25名の社員がいて、一人ひとり個性があって、いくつかのチームを作って仕事をしていたときです。

 

それぞれの社員と面談する場で、常に思っていたのが
「今後、この社員をどう育成していったらいいかなぁ~」ということでした。

 

それまでは自分の仕事に夢中だった私が、部下のキャリアに向き合うことになったのです。

その人の成長を促してあげるのがいいのか。

悩んでいたときに出会ったのが「キャリアカウンセラー」という資格です。

この資格は、キャリアの理論カウンセリング手法キャリア開発

キャリア支援などを学ぶことができました。



そこで出会ったのは、

キャリアは単に仕事のことではなく、その人の人生の生き方そのものである

という考え方です。


いろんな人が仕事に悩んだり迷ったりしている。
会社に不満を持ったりして転職を繰り返す人もいる。
でも、本当はどんな風に生きたいか?どんな人生にしたいか?を考えないと
同じ迷いを繰り返してしまうのではないかと感じたのです。


ちょうど資格を取得した時に、長女が大学3年生。就職活動中。
これから社会に出る人を支援することも、大切なことかもしれないと思い、
前職を退職して、今の仕事につきました。

 

 

【就職支援で感じる難しさ】

 

少子化でも大学生は増えています。
親の世代の2倍以上の大学進学率です。

大人なんだけど、まだ学生であるという人が増えているんです。

 

幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学と、
家庭以外の居場所がありました。

でも、大学を卒業した後、あなたはどんな居場所を求めますか?

 

そんな話を、3年生向けの就職ガイダンスでしています。

働くことにイメージを持つ学生が少ないことは、どの大学でも感じることです。
働くことは辛いこともあるけど、それだけではなく、
自分が認められて嬉しとか、できることが増えて成長を感じるとか、
多くのうれしいこともあるのです。

 

今、それを学生に伝えることが一番難しいと感じます。

 

ご家庭でも、仕事について、辛い面だけでなくやりがいなどを話題にしていただきたいと思います。

学生には、いろんな職業の人に出会ってもらいたいですね。
世の中には本当にたくさんの仕事があります。
名前を知っている企業だけが、会社じゃないことを、私たちも伝えていきたいです。




【就職支援のやりがい】

 

就職活動は思い通りにいかないものです。

まずはその不安辛い経験を、私たちに話してくれることがとてもうれしいです。

 

一緒に考え、一緒に求人を探し、一緒に対策をして、一緒に計画を立てる。

正解の無い就職活動に、素手で立ち向かうのは辛いもの。

私たちキャリアカウンセラーを武器だと思って、使ってもらえるといいなと思います。

 

また、そんな学生が、一つ一つ自分の課題を乗り越えながら、
就活を終える時にとても大人になったと思えることですね。

 

いろんな企業に会い、いろんな選考を受け、人と出会い、悩んだり、苦しんだりしながら、

一歩一歩前に向いて歩き、行動してくれたことで、すごくしっかりと大人になってくれます。

 

卒業式の日に「お世話になりました」なんて言われて涙があふれてきますキラキラ
卒業後に挨拶に立ち寄ってくれると、なんだか自分のことのように誇らしい気持ちになります。


今、3年生が就職準備に入りました。
まだまだ学生気分の3年生が、1年後、1年半後に成長を見せてくれるのが、今から楽しみですニコニコ

 

2021年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別 アーカイブ