こんにちは。
総合キャリア支援室 竹内です。
先日、あるテレビ番組から取材を受けました。
テーマは定着化支援。
成松経営学科長が本授業のねらいを伝えます。
背景には、離職率の高止まり・・
昨秋平成25 年10 月29 日の報道によると・・
1.卒業後3年以内の離職率 ・ 新規学卒者の卒業後3年以内の離職率は、中学62.1%、高校39.2%、短大等39.9%、大学31.0%となっており、それぞれ前年度から2.1%ポイント減、3.5%ポイント増、0.6%ポイント増、2.2%ポイント増となっている。 また、新規学卒者の卒業後1年以内の離職率は、中学41.3%、高校19.5%、短大等18.0%、大学12.5%となっており、卒業後3年以内に離職する者のうち1年以内に離職する者が多い(平成22 年3月卒業者)。
いわゆる七五三現象と言われるゆえんです。(新卒で就職した者のうちの3年以内に離職する者が中卒者で7割、高卒者で5割、大卒者で3割いる)
これは学生にとっても、企業にとっても、社会にとっても、大変残念な状況です。
理由は様々。ゆとり教育が・・ブラック企業が・・
色々なことを言われていますが、各大学、各企業が対策に乗り出しています。
本学の経営学部では、今年の新入生から「キャリアデザイン」の授業を1、2年次必修化しました。
社会人基礎力の基本はチームで働く力。グループワークが多いのも特徴です。
ねらいは、「大学で学ぶこと」と「社会で働くこと」との関連性を考え、自らのキャリアビジョンを明らかにし、高い就業意欲・学習意欲を育成すること。
結果が数字として現れるのはまだ先ですが、主体的な学びを引きだし、社会的・職業的に自立した人材を送り出せるよう日々取り組んでいます。
一方、企業も早期離職を招かないよう新人研修を充実させたり、メンタルサポートを充実させたりと、様々な取り組みをしています。
社会との窓口である、総合キャリア支援室では、県内経済団体や企業様とも情報を共有し、定着化に向けて取り組んでいます。
放送は、7月後半くらいとのこと。
放送が決まったら、改めてお知らせします。