みなさんこんにちは。
総合キャリア支援室の田熊です![]()
毎日30度を超える暑さが続き、まさに夏本番。 太陽からの直射日光を遮ってくれる葉陰がなんとも涼しく感じる季節です。
「夏休み前には内定を決めるぞ」という意気込みで選考に臨んでいる就活生。
キャリアカウンセラーの相談ブース
では、面接練習を行うケースが増えています。
そこで今日は面接でも良く聞かれる、
『なにか質問はありますか?』
という人事からの質問についてお話します。
この手の質問、、学生にとっては正直厄介ですよね。
質問する側が質問をする。。
ただでさえ準備してきたことを相手に伝えるだけで精一杯なのに、というのが就活生の本音![]()
では、なぜわざわざ質問タイムを設けるのでしょうか?
みなさんも疑問に感じたことはありませんか?
企業側の質問意図としては、、
学生に根掘り葉掘り質問を投げかけるばかりでは不公平だということから 学生側にも質問をすることができる機会を設けているそうです。
また、何か不明な点があれば聞いてもらいたいと考えているといいます。
結局は、会社のことを理解してもらいたいという 企業の想いが見え隠れしています。
面接の場は ≪ 企業は学生を知り、学生は会社を知る ≫ という平等の場所なのです!
しかし、ここで問題なのはこのときの質問の仕方。
よくありがちなのは
「福利厚生はどのようなものがありますか」
「残業時間は月にどのくらいですか」
「平均年齢はどの程度なのですか」
などを聞きたくなってしまうこと。
この場合、学生側の質問の意図は
「労働時間が長すぎるのはイヤだ」であるとか
「平均年齢が若すぎたり、高齢過ぎたりするのはイヤだ」というもの。
これらは会社の社員構成の状況によって変わるので、 将来にわたり続くとは限りません。
残業時間や平均年齢の情報はあくまでも表面的な情報でしかなく その場しのぎのとってつけた質問であることがバレバレです。
正直、企業側からすれば「それを聞いてどうすんの?」という感じ。。
「保守的な学生なんだな」と捕らえるだけでマイナスイメージです。
事前に質問事項を準備してきた学生だと 「御社の強みを教えてください」
といったマニュアル化された質問も多いようです。
この手の質問をする学生は、企業研究不足が露呈していて 逆に企業側から
「あなたはどう考えていますか?」「ホームページをみてどう思いました?」
などと聞かれると万事休す。。
自分自身で調べれば分かることなので 会社説明会での人事の説明内容やホームページなどを参考にして 企業研究をする必要があります。
最もやってはいけないのは、「特になにもありません」という回答。
これは「あなた(会社)に興味がありません」と言っているのと
同じ意味合いに相当するのでご注意を![]()
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『なにかご質問はありますか?』
企業側の狙いは
どれだけ真剣か?
どれほどの熱意があるのか?
どのくらい本気で入社を希望しているのか?
という学生の本気度を確認するためのものです。
面接で大切なのは、企業側の目線に立ち 質問に対して相手は何を求めているのか?をしっかりと見極められるかどうか。
これまでの選考で面接官から「なにかご質問はありますか?」という質問を投げかけられ 思わず「特になにもありません」と答えてしまった。。と、
このブログを見て心当たりのある方、、、
今のままではせっかく面接で好印象を残せても 最後の最後でマイナスイメージを持たれてしまうのはもったいないですよ![]()
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