こんにちは。
総合キャリア支援室の荒木です
今年の夏休み、みなさんはどのように過ごされましたか?
思い出に残る夏を過ごされた方もたくさんいらっしゃると思います。
夏休みに入る前と比べて何か大きな変化のあった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日のテーマは「転機」についてです。
「転機」という言葉を使うと、 ちょっと深刻なイメージを持たれる方もあると思いますが、 私たちの人生は、実は大小さまざまな「転機」の連続です。
「転機」とは、「ある状態から別の状態に変化するきっかけ」 という意味を持つ言葉です。
みなさんにとっては、大学に入学したことも「転機」のひとつだったのではないでしょうか
大学生になってからも、サークル活動やアルバイトでの経験や、 友達や先輩との出会いなど、ひとそれぞれいろいろな「転機」を経験していることと思います。
「転機」には次のような変化をともなうと言われています。
役割の変化・・・(例)サークル活動のメンバーから代表という立場になった。
人間関係の変化・・(例)今までよりメンバーひとりひとりと内容の濃い会話をするようになった。
日常生活の変化・・(例)サークル活動を中心にして、毎日の時間管理に気を配るようになった。
自己概念の変化・・(例)今までは冷静な性格だと思っていたけれど、いざとなると、かなり熱い心を持っていることに気付いた。
・・・など。
また、その「転機」をどのような経験としてとらえるかも、ひとによってさまざまですね。
サークル活動の代表になったことを、 責任は重いし人間関係やチームワーク作りなどたいへんなことはあるものの、 実力を付ける絶好の機会として良い転機ととらえる人もいれば、 あまり気の進まない好ましくない転機ととらえる人もいるでしょう。
「転機」は、このように受け止め方によって、ひとそれぞれに違う意味を持っています。
また、その「転機」をプラスの経験として活かせる場合もあれば、 マイナスの経験として悩んだり、一時的に立ち止まってしまうこともあります。
そして就活は、みなさんのこれまでの人生の中でも、特に大きな「転機」と言えるでしょう。
就活は、学生生活最後であると同時に社会人として初めの一歩を踏み出す一大転機です。
就活の中で経験するひとつひとつのできごとを、どのように受け止め、どのように活かせるか、 この一大転機をプラスの経験として活かせると良いですね。
「転機」を乗り越えプラスの経験として活かすために必要な要素が4つあると言われています。
状況・・・就活の中で経験するひとつひとつのできごとをどのようにとらえるか?
自分自身・・自分の強みや適性、資格、意欲、困難なことも克服できる力など。
支援・・・就活を乗り越えるために必要な支援。家族や友人、総合キャリア支援室からの助言や協力など。
戦略・・・内定を獲得するための具体的な対策。自己分析、履歴書作成、ES作成、面接対策、企業研究など。
みなさんの場合は、いかがでしょうか
4つの要素をフルに活用できているでしょうか?
なかなか就活に取り組めない、心が折れかけていて前向きになれない、自信を失くしてしまいそう、 就活の進め方がわからない、就職したい会社が見つからない・・・
就活で立ち止まってしまいそうな時こそ、この4つの要素について考えてみてください。
正しい状況判断ができていますか?
自分自身のことが分かっているつもりでも、実は独りよがりの迷路にはまっていませんか?
迷いや不安を自分だけで抱え込まずに適切な支援や協力を求めていますか?
今後の就活対策は立てられているでしょうか?
就活中のみなさん、ぜひいっしょに考えましょう
みなさんにとって、総合キャリア支援室を活用することが、効果的な戦略の第一歩になるかもしれません。
総合キャリア支援室ではひとりひとりの状況や不安や悩みに合わせた支援に努めています。
みなさんの一番の理解者として、みなさんといっしょに就活の状況や克服するべき課題、 自己分析など、みなさん自身を客観的に見つめなおすことができ、 そこから、次の挑戦に向けた効果的な対策を立てることもできます。
就活という「転機」を乗り越え、プラスの経験として活かしていくために、ぜひお手伝いさせてくださいね