みなさん、こんにちは。
総合キャリア支援室の田熊です
タイトルを見て『内定を獲得した後に悩みなんてあるの』などと驚いた方も
多いのではないでしょうか?!
すでに内定を獲得し就活を終えた学生は、学生生活最後の夏休みを思う存分満喫したことでしょう。
一方で、内定を獲得したにも関わらず思い悩んでいる学生もいるのです!!その悩みとは、、
今後も就活を続けるかどうか?
複数社からの内定を辞退するにはどうしたらよいか?
というようなもの。
一見、贅沢な悩みのようですが、当の本人としては一大事!
のケースは、「内定をもらった企業で本当に卒業後の進路を決定して良いのか?」 「もう少し就活を続けたら、いま以上に良い企業と出逢えるのではないか?」といった悩み…
これは、結婚を決めた女性がマリッジブルーになるのと似た状況です。
のケースは、「辞退をしたら失礼に当たるのではないか?」 「会社に呼び出されて人事にこっぴどく怒られるのではないか?」などと不安になってしまい 結果的にズルズルと辞退を先延ばしにしてしまう状況です。
今回は、この『複数社からの内定を辞退するにはどうしたらよいか?』について詳しく紹介していきます。
就職活動も折り返し地点に差し掛かるこの時期になると、特にのケースでの学生相談が
増えはじめます。
企業人事からの電話による回答の催促や書面での内定承諾書の提出期限が迫ると 学生はキャリア支援室へと駆け込み、キャリアカウンセラーの相談ブースを訪れます。
まさに駆け込み寺状態ですねw
下記に、キャリア支援室での学生相談の実例を踏まえ、 内定辞退の際の適切な伝え方・答え方のコツを記載しますので 是非とも参考にしてみてくださいね
■『どのようにして内定辞退を企業に伝えれば良いか?』
内定辞退が必要な場合は、速やかに辞退の旨を電話にて連絡しましょう。
なぜならば、辞退者が出た場合、企業は次点の人へ内定を出したり、 場合によっては2次募集をかけ採用自体をやり直すなど 更なる対応をする必要があるからです。
せっかく内定を出して頂いたのに、辞退をするのは気が引けるなどと感じるかもしれませんが むしろ逆で、断る期間を延ばせば延ばすほど企業に迷惑をかけるということになります。
こういう時こそ相手の立場に立って物事を考えられるのが社会人。 ここから既に社会人への第一歩がスタートしているのです!!
■『電話は苦手なので、メールで辞退の旨を伝えても良いか?』
メールは確かに簡単で便利ですが、相手に対して誠意が伝わりづらいので基本NGです。
企業に時間とコストをかけ選考をしていただいたわけですから 辞退の連絡をする際には基本的に対面もしくは電話等で伝えるのが社会人としてのマナーです。
また、選考途中などで辞退をする際には、 1次面接等の初期段階であれば受けている人数も多いためメールでの連絡でもOKですが 選考が進んでいる面接(最終面接や最終前)を辞退する際には、 メールではなく電話できちんと伝えましょう。
■ 『採用担当から辞退の詳細について聞かれた際には、答えるべきか?』
基本的に内定辞退の理由は、企業側から聞かれない限り特に言う必要はありません。
場合によっては、「どこの会社に行くのか」「なぜ弊社ではダメなのか」など、 辞退の理由を迫られることもあります。
正直に答えてもよいですし、「家族とも相談して」などの理由を伝えてもいいと思います。
いずれにしても、自分のことを認めて内定をくれた企業です。 誠意を持って伝えましょう。
■『内定辞退の連絡をすると企業から怒られる、とネットで知り怖くて電話できません!』
企業の採用担当者も就職活動の事情はわかっていますし、 採用過程での内定辞退は近年の就職活動ではよくあること。
企業側も対応には慣れています。意外にあっさり「了解しました」と、一言で済むこともあります。 場合によっては「わざわざご連絡をいただきありがとうございました」などと、逆に感謝をされる
なんてこともしばしば。 社会人マナーを守り、きちんと早めに連絡をしましょうね!!
いかがですか
みなさんも一度はこのような思いをした経験をお持ちではありませんか もしまだ複数企業からの内定を保留にし、断り方が分からない、
もしくは断りづらい思いを抱えている方がいれば キャリア支援室でサポートしますのでいつでも相談に来て下さいね