こんにちは。
総合キャリア支援室の漆山です
夏のインターンシップも続々と終了し、充実感あふれる笑顔でキャリア支援室に報告に来てくれています。
この夏休みにインターンシップに参加した学生は75名。
皆、できたこと、できなかったことをたくさん経験して自分なりの課題を見出しています。
本当に学びの多いプログラムだなと担当者としてとてもうれしく感じています。
本日はその中から、ある航空系のインターンに参加した学生のレポートを紹介します。
1.仕事に携わった感想及び意見(学んだこと・気づいたこと・困ったこと等)
私がインターンシップを通して学んだことは主に2つある。
1つ目は、ホスピタリティマインドとは、「気配り」「目配り」「心配り(こころくばり)」が原点であるということだ。
相手のニーズに応えるためには、この3点が欠かせない。又、これに合わせて「気づき」も大切な要素になってくると考えた。
仕事における気づきとは、お客様に対してのみならず、同僚、自分自身に対してでもある。 なぜならば、気づきから言動が起こるからである。
そこで、私は、これから色々なことに気づけるようになるために高い視点と複眼的視野を養おうと考えた。
一つ一つの気づきが周りや自分を大きく変えるのだと実習を通して思った。
2つ目は、相手の行動を読んで動くことが大切であるということだ。
実習中、お客様がオレンジジュースを床にこぼしてしまった場面に出くわした。
その際、私は、雑巾を持って床を拭いた。
すると、ある社員は机用の布巾で机を拭き、ある社員は、新しいジュースを運んできた。
何も会話が無くとも、この一連の流れが自然と出来た。
この時、相手の行動を読んで動くことで、事がスムーズに行き、チームワークある働き方を出来るのだと思った。
たとえ小さなことであっても、これは非常に大切なことであり、多くの人が1つの企業内で働く上で欠かせない。
実習で学んだことは他にも沢山あり、一つ一つの仕事、社員やお客様とのかかわりすべてが、私の学びとなった。
今後、学んだことを全面に生かし、自分の将来の夢を実現させていきたい。
2.自分の仕事に関して、今後改善・改革すべき点
お客様の中で、割と外国人の方が多かった。そこで、コミュニケーションのツールは英語だった。
片言ながら伝えようと努力するが、返ってきた言葉が聞き取れなかった時があった。
仕事で英語を使うことは、私が想像していたよりもはるかに難しいものであると痛感した。
そこで、仕事で使える英語力を身につけなければいけないとモチベーションが上がった。
3.後輩へのメッセージ
私は、多くの学生にインターンシップに参加して欲しいと考えている。
なぜならば、アルバイトとしてではなく、社会の一員として働くことで、社員の視点から働くとはどういうことなのか学ぶことが出来るからだ。
働く中で、自分がどのように行動すればよいのか考えることが求められる。
つまり、実習を通して、判断力を養うことが出来る。
さらに、多くの仕事や働き方を見て体験することで、自分がどのような仕事に向いているのか考えるきっかけになるからだ。
インターンシップで得たことを就職活動はもちろんのこと、今後の人生に生かしていけば、自分の強みになり、財産になると、私は思う。
貴重な3年生の夏休みをどのように過ごすかは、自分次第である。私は、是非、インターンシップに参加して欲しい。
後輩の皆さん、いかがですか
就職活動が後ろ倒しになり、インターンシップがますます重要になるとの声が企業からも大学側からも聞こえてきます。
1dayや2dayなどの短期インターンも増えているようですが、いずれにしても就活前に企業目線で働く、大人とビジネスの話をする経験は、自分の財産になりますよね。
インターンシップにぜひ参加しましょう!
私たちも応援します。
大学プログラムに参加した学生たちは、これから事後研修&全員報告会を実施します。
他の学生のインターン報告を聞いて、また新たな気づきも多いはず。
その様子は、またブログで紹介しますのでお楽しみに。