こんにちは。
総合キャリア支援室 竹内です
安倍晋三総理は9月29日に、衆参両院本会議で所信表明演説を行い、「地方創生」や「女性が輝く社会」に向けて全力を挙げる方針を表明しました。
女性の活躍に関しては、「真に変革すべきは社会の意識そのもの」と述べて、上場企業に女性役員数の情報公開を義務付ける考えを示し、「国、地方、企業が一体となって、女性が活躍しやすい社会を目指す」と強調しました。
そんな機運もあり、女性活躍を取り上げたニュースが連日目にすることが多くなりましたよね。
これに先がけて取り組んでいるのが、本キャンパスが所在する埼玉県です。
埼玉から日本を変える!
埼玉版ウーマノミクスプロジェクト。
ウーマノミクスとは・・
ウーマン(女性)+エコノミクス(経済学)の造語で、女性の活躍によって経済を活性化することです。
今年も昨年に引き続き、埼玉県から講師を派遣いただき、本学経営学部の「人的資源管理論」の授業の中で特別講演をしていただきました。
講師は、埼玉県男女共同参画推進センター 三宅所長
女性が社会で活躍するためには、女性はもちろんですが男性の理解と協力が必要です。
その理解が少なく、女性の就業率が、出産・子育て期に大きく低下していくという調査があります。
その推移の動きからM字カーブと呼ばれており、世界的に見ても日本と韓国に見られる特殊な現象なんです。
そして我が埼玉県は様々な要因から、全国平均よりもM字カーブの谷が深くなっています。
詳しくは、埼玉版ウーマノミクスサイトに分かりやすく説明されています。
この取り組みでまずは全国平均くらいには持って行きたいと語ってくれました
アンケートから、参加者の声を一部紹介します
自分のやりたいことが決まっていて、それだけを目指すのではなく、その先のことも見て就職を決めることも大切なんだなと思いました。(女子)
自分が好きな仕事に就くことも大切だけど、育休など女性に対してどれだけの制度があるのかもちゃんと考えたいと思いました。(女子)
普段ニュースで耳にする女性が働く社会のために必要なことは、それを実現させる企業の風土づくりと男性の意識を変えることが重要だと思った。(男子)
男性が就職するときとは少し違った覚悟で女性は就職しているということが分かった。男性も女性も仕事と家庭の両立ができるということが大切だと感じた。(男子)
これから社会に出て行く私たちにとって企業が働きやすい環境になろうとしているのが分かったし、そのような取り組みをしている企業に就職したいと思った。(男子)
学生たちにも、自分のライフデザインについて考える上で大変貴重な機会となったようです。
埼玉県産業労働部ウーマノミクス課の今川様、ご講演いただいた三宅所長ありがとうございました。