こんにちは、
総合キャリア支援室岡田です
2月13日(金)福祉コースの3年生を対象に「福祉就職ガイダンス」を実施しました
埼玉県社会福祉協議会 福祉人材センターキャリア支援専門員児玉直紀様を講師にお招きし、 福祉の職場の基礎知識、福祉の求人・求職の状況、具体的に働くにはどんなことをすればよいのか、 どのような基準で職場を選んだらよいのか、を教えていただきました
福祉人材センターは厚生労働省の許可のもと福祉の仕事専門の無料紹介事業を行うところです。
福祉の分野のハローワークとも呼べるところで各都道府県毎にあります。
就職相談・資格取得相談だけでなく、合同面接会や見学会の開催や今回のような出前講座なども 行っています
福祉に関する最新情報をもらえるだけでなく、個別で、各々にぴったりのお仕事紹介を行っています。
さっそくガイダンス終了後、みなさん求職票(学生用)を記入・登録をお願いしました
まず、福祉の分野の基礎知識を確認しながら、働くことをイメージした選択肢について教えていただきました。
福祉の分野(高齢者・障がい者・児童・行政相談所や社会副署協議会など)と職種についておさらいしました。
福祉施設の形態(入所・通所・在宅)によって自分の勤務形態にどのようなパターンや選択肢があるのか をシミュレーションしてもらい、自分の生活サイクルを想像することで、具体的な仕事のイメージをつかんでもらいました。
次に、現在の求人の状況です。
昨年12月の埼玉県の福祉のお仕事有効求人倍率は3.65倍。都内では10倍を超えていると言われています。
選択肢が多い分、しっかり選ぶことが大切ですが、 賃金や手当、勤務時間や年間休日などは、なかなか先方に聞きづらい事柄です。
このようなモチベーションを下げることになるかもしれない材料について、しっかり事前に確認をしてくれるそうです。
本当に利用する価値大ですね
その後、福祉の仕事に携わる若手職員「介護の魅力PR隊」の社会福祉法人ふじみ野福祉会 太田京兵さんからお話がありました。
日々利用者さんと接していて感じるやりがいや大変さ、働く前とのギャップについてなど、率直にお話いただきました。
自分たちのケアによって利用者の方の機能が向上したり、普段は見ることの出来ない姿に接したときにやりがいを感じると 話すお姿がたいへん印象に残りました
当日はソーシャルワーク実習報告会のすぐ後で、学生の皆さんはとてもお疲れだったと思いますが、 今回のガイダンスで、「福祉で働く」を知るいいきっかけとなったのでは、と感じます。
春には、昨年に引き続き十文字学園大学開催の「福祉のお仕事合同説明会」に参加させていただけるとのこと
学外に飛び出し、実際の施設の方のお話を皆で聞きにいければと思います