こんにちは 総合キャリア支援室 荒木です
11月を迎え、季節は秋から冬へ
ゆっくりとですが確実に、 移ろっていくのを感じる今日この頃です
先日、エキナカのパン屋さんに立ち寄ったら、 季節限定販売の品々が並んでいました
マロンペストリー、金時芋のあんぱん、パンプキンパイ・・・
どれにしようかと迷いに迷って結局全部購入してしまいました
私たちは、朝起きてから夜寝るまで
日頃あらゆる場面で「選択」という行為を行なっています
たとえば、食べ物 飲み物
着る物
買う物
交友関係
など、
意識的に選択している場合もあれば、無意識に選んでいる場合もあります
日常生活は、選択なくしては成り立ちません
日常生活の中では、それほど深刻に思い悩むことなく、自然に行なっている「選択」ですが、
就職先や求職先の選択となると、その重みはまったく違ってきます
特に秋から冬に
向かうこの季節、
複数の内定先を持っている学生にとって、就職決定先の選択は、
人生の選択という意味を帯びて、 ずっしりと重たいものになっている場合が少なくありません
先日もある学生が、就職先を決定する相談のため来室しました
その学生は、複数の企業から内定をいただいていて、 「どの企業にも入りたい」のだそうです
「どの企業の選考でも頑張って、自分らしい就活ができ、企業からも受け止めていただけた、
人事担当の方からもほんとうに親身の対応をしていただいて、お断りするなんて考えられない・・・」
というのが、その学生の悩み事の内容でした
「こんなことなら、1社しか受けなければよかった、断るのが一番苦手なんです」
その学生の口から出たこの言葉は、複数の内定を獲得した学生からよく耳にする言葉です
「断れないから、選べない。」
人生は選択の連続、そして選択には多かれ少なかれ勇気が必要です
なぜなら、何かを選択することは、それ以外の他のものを捨てることでもあるからです
だから多くの場合は、多少なりとも捨てることへの躊躇と、捨てた後からの後悔を伴います
それでも私たちはいつも選択し続けていかなくてはなりません
ひとつを選ぶからこそ、覚悟が決まって、腹が据わり、集中して成果を出していくことができます
自ら勇気を持って選択して行動したら、必ず結果が後からついてきます
それは、思わぬ成功体験だったり、新たな自分自身との出会いだったり、素晴らしい人間関係だったり
選択する勇気は、未来への希望につながっていきます
どうしても勇気が出ない時、人生の選択に迷った時には、ぜひご相談にいらしてください