こんにちは。
総合キャリア支援室 岡田裕子です
大学では、前期の授業が始まり一週間たちました。
賑わいを取り戻したキャンパスは、桜から新緑へと移り変わろうとしています
2018新卒採用活動もいよいよ活況となってきました
キャリアカウンセラーの個人面談予約は、連日満員の状態が続いています
なるべく早目の予約をお奨めします。
その中で、今日は相談エピソードをお伝えします。
面接のときに答えにくい質問を受けたんですけど・・と学生が困惑気味に来室しました。
家族構成は?
家族を紹介してください。
お墓参りには行きますか?
年何回くらい行きますか?
親友はどういう子?
親の働き方についてどう思いますか?
彼女はどんな子?
採用担当者は、始めに「答えたくない内容があったら、答えなくていいからね」と念押したそうです。
学生は、「答えたくないって言えないですよね~、だから全部何とか答えたんですけど・・
どう答えたらいいんですか」との相談でした。
答えないと、急に関係性が悪くなりますね
でも結論から言うと、全く答える必要はありません。
公正な採用選考のために、「本人の適性・能力以外の項目を聞いてはいけない」という基本的な考え方があります。
採用選考を実施する企業は就職の機会均等のために、遵守しなければなりません。
具体的には、
本籍・出生地に関すること
家族に関すること(職業・続柄・健康・地位・学歴・収入・資産など)
住宅状況に関すること(間取り・部屋数・住宅の種類など)
宗教に関すること
支持政党に関すること
思想に関すること など
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
ちなみに、今回は大学が企業採用担当者と直接話し合い、
ES内容や面接質問事項をご変更いただくことができました。
このような質問を受けた場合には、どうぞ総合キャリア支援室へご相談に来てください