2018年、新年明けましておめでとうございます!
総合キャリア支援室 キャリアカウンセラー岡田裕子です
今日から埼玉キャンパスの授業が開始します。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、さらに就職活動の前倒しが進み、インターンシップから採用に
つなげようといった動きが活発になっています。
大学の単位制インターンシップに加え、昨年来、1DAY~長期までさまざまな
インターンシップが激増し、就職活動の前哨戦になると予想されています。
雇用のミスマッチや早期離職を減らすためにも、総合キャリア支援室では
「体験型インターンシップ」をより推奨しようと考えています。
日頃は、企業担当として、多くの企業の方にお目にかかる機会があります。
昨年多くの企業に採用についてインタビューさせて頂いた中で、
興味深かったいくつかをご紹介いたします。
○採用論理化を進めている企業
今まさにAIブームですが、既に採用プロセスで
「求める人材の要素を細かく分解し点数比率を出す」先進的な企業があります。
論理化の背景は、面接官によって合否が変わる採用はしたくない、
公平性の観点から明らかにいい学生だという根拠がほしいからだそうです。
では、面接官はPEPPER君でよいのでは?の意地悪な質問には・・・
職種に応じ、求められるコミュニケーション能力は微妙に違うので、
採用自体をフルオートメーション化したいわけではないとのこと。
さて、皆さんの採用試験の未来は・・・?
○採用の決め手となるポイント
●企業によりさまざまですが、最終どちらの候補者もよければ、両方取る!どちらか選べ、
ということであれば「自走できるかどうか」で決める。
「与えられた環境があればメッチャがんばる」
「僕のこと育ててください」というスタンスの学生はNG(IT)
●飲食系のアルバイト経験があるか。
学力的に迷った場合は笑顔の印象が良い方、さらに迷った場合は英語力(外資系ホテル)
●迷ったら笑顔で決める。
別の視点から、公務員志望より一般企業志望の学生。
公務員志望の場合は入社後試験を受け続け離職される可能性が高いため。(臨床検査会社)
●今時の学生について
・大手志向が強い。
・やらせれば出来るが、指示待ち傾向が強い。
・安定志向の学生が増えた。整った環境を好む学生が増えている
いかがですか?
若年者労働力の不足が叫ばれていますが、企業の方々は大変シビアな目で
「自社で活躍できる人材」を求めています。
今年も埼玉キャンパスの学生がぴったりの企業に出会えますように。
みなさんの『未来の居場所探し』を全力で応援する一年にしたいと思います。
昨年と変わらず、どうぞ気軽に総合キャリア支援室に足を運んでください。
総合キャリ支援室一同、お待ちしています。