こんにちは。総合キャリア支援室の松岡です
就活相談では、最近は面接の相談が増えてきました。
エントリーシートや履歴書を4月に書いていた人が、
グループディスカッションやグループ面接を経て
いよいよ個人面接の選考ステップに進み始めたようです。
企業の面接選考のスタイルも、最近はとても多様化しバリエーションが増えてきました。
従来どおりのグループ面接や個人面接もまだまだありますが、
今年度、少し特徴的な面接を受けている人の情報を共有します。
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・Web面接
指定のネットワーク上のページにアクセスして、面接が行われます。
企業も学生も、お互い指定の時間にネットを介して話すことができるので、
わざわざその場所にいかなくていいメリットはありますね。
ただし、直接会っていると違和感を感じないような会話の間や表情・しぐさなどが
画面を通すことで少し伝わりにくくなることもありますので、
よりメリハリを出して答えるようにしましょう。
・プレゼンテーション面接
各回にテーマを設けてそれを3分間でプレゼンテーションする面接が実施されています。
「学生時代にがんばったこと」
「自己PR」
「人生の選択」 等
現在その選考を受けている学生は、プレゼン面接は3回目。
そのたびにテーマの違うプレゼンテーションを求められ、
総合キャリア支援室で仕上げていきました。
その企業は、プレゼンテーションの方法は学生の自由だそうです。
タブレットやPCを持ち込むこともOKですし、
何か資料となるものを持参するのも良いのだとか。
面接官から一方的な質問を投げかけるのではなく、学生が伝えたい内容をまずは聞き、
その後、質問されるという形式ですから、自分が伝えたいことは何か?を論理的に、
印象に残るように語ることが求められますね。。
・先輩面談/人事面談
面接というスタイルではなく、面談を通して学生と人事担当者や先輩社員が話しながら、
志望度を確認していく方法です。
志望理由・志望動機が甘い場合は、何度かの面談を通して
指導してもらうこともあります。
一定の基準で学生を不採用にするのではなく、縁があった学生が通過できるように
人事や先輩社員がついて、役員面接に通過できるようにまるで
教育しているかのようなスタイルです。
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人手不足が叫ばれ、若手の採用が難しいと感じている企業は、
従来どおりの手法ではない選考方法を模索しています。
エントリーシートも30秒動画を作成して指定のWebページからアップロードするなど、
他社とは違う個性的な選考が増えていく予感がします。
就活生にとっては、選考方法の多様化は一見大変そうですが、
たとえ思いがけないスタイルで選考が実施されたとしても、
自分が伝えたいことがしっかりしていれば、
あわてずに対応することができます。
面接や選考前に、カウンセラーと相談をして
対応できるようになると、心のゆとりも得られますよ。
来室をお待ちしています