アルバイトと社員の違い

こんにちは。総合キャリア支援室の松岡ですコスモス

 

先日、「企業研究特別講義」の授業の中で

卒業生をゲストスピーカーに招きました。

年齢も近い先輩たちの話を、受講生も真剣に聞いてくれました。

 

3名の卒業生が、就職前と後の自分の気持ちの変化を話してくれたのですが、

その中で印象に残った言葉がありました。

今年新入社員で小売業界に就職した卒業生です。

入社後の研修を経て、現在は店舗に配属されています。

実はもともと学生時代にアルバイトをしており、

その縁もあって改めて採用試験を受けて就職されました。

会社の特徴も、そこで働く人の様子も、

お店の雰囲気も、仕事内容も理解していたので、

安心して就職したといいます。

それでも、入社前と後のギャップについて聞くと

「社員とアルバイトでは大きく違います」

と語ってくれました。

一番の大きな違いは、その責任の差です。

アルバイトは言われたことを行っていればいいけど、

社員は自分で考えて仕事を作っていくことが必要。

アルバイトでは見えなかった社員の役割や仕事を

入社後実感しているようでした。

 

私たちキャリアカウンセラーが就活中の学生からよく聞くのは、

「学生のアルバイトでできそうな仕事にはつきたくない」

という言葉です。

アルバイトでできるような仕事なら

わざわざ正社員で働く意味が見出せないと感じているのだと思います。

学生としてアルバイトしている目線での考え方だと感じます。

実際に経験した先輩から、

社員になると与えられた仕事を行うだけでなく、

売り場全体を見たり、管理する役割が増えて仕事の視点が変わること、

自分から考えて動くといった主体性が求められること、

を話してもらい、「責任」という言葉の意味を

少し感じてもらえたかなと思っています。

「社会人と学生の違い」は、グループディスカッションや

作文のテーマになることも多いので、

先輩の体験を聞いて、自分なりに考えてみて欲しいなと思いました。

 

総合キャリア支援室では、4年の就活生だけでなく

就活準備の方法や卒業後の進路への不安などの相談ができます。

気軽に相談に来てくださいね。

お待ちしています。

2021年10月

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