【1~2年生】就活ルールより、将来を見据えた準備が大切

こんにちは。総合キャリア支援室の松岡ですコスモス

10月も半ば。スーパーの前にはクリスマスケーキの予約が貼られています。

一年の終わりが近づいていることを感じて少しびっくりしますね。

 

学生のみなさんは、

9月に就活スケジュールについてのニュースが出たことを知っていますかはてなマーク

2021年卒(現2年生)のスケジュールが変わるかもしれないというニュースでした。

現在の就活ルールは、3年次の3月に求人公開、6月に面接選考解禁となっています。

大手企業が属する経済団体である「経団連」がルールを作っているのですが、

現在の会長が「経団連が採用の日程に関して采配すること自体違和感がある」

と発言したことが発端で、ルールが変更あるいはなくなるかもしれない

大きなニュースになりました。

 10/9付けのニュースによると、

経団連は2021年卒以降、就職・採用活動のルールを

廃止することを正式に決めたそうです。

今後、政府は経済界、大学の3者で構成する会議を創設し検討することになりました。

過去をさかのぼると・・・

2012年卒まで 3年生の10月公開 4月面接スタート
2013年卒から 3年生の12月公開 4月面接スタート
2016年卒から 3年生の3月公開 8月面接スタート
2017年卒から 3年生の3月公開 6月面接スタート

かなりスケジュールは変遷しているのがわかります。

 

人を採用する経団連などの経済団体と、政府・大学関係者との間で、

大学での勉強期間が就活で削られてしまうことなどが議論になり、

就活の時期については試行錯誤が繰り返されてきました。

ルールは、景気や時代の流れにも左右されます。

2018年卒、2019年卒(現4年生)の就活を見てきて思うのは、

正直、ルールどおりではない状況もあるということです。

若者が少なく、景気は上向き。

若い人をたくさん採用したい企業は今、

主に3年生を対象にした夏期や秋冬のインターンシップ参加から

すでに採用選考を始める企業も出てきています。

 

先ほどもお伝えしたように、

2021年卒は、現行ルールで実施となりましたが、

ルールを守らなくても特に罰則があるわけではないので、

経団連に加盟していない企業や外資系企業では、

2020年卒(現3年生)の中にも、すでにこの時期に採用面接を受けるための相談もありました。

同級生がもう選考をしていると聞くと、気持ちが焦るかもしれませんが、

就職活動は、受験とは違います。

早く内定を得ればいいのではありません。

多く内定を得ることがいいのでもありません。

自分が「ここで働きたい」と思える企業と出会って、

そこで内定を得られることが一番いいのだと思っています。

 

就活ルールの変更などといった動きに
右往左往、一喜一憂するのではなく、
2年生から少しずつ将来の方向性に関することを考え始め、
3年生になったら、企業や仕事を知るためにインターンシップに行き、
後期には自己分析や筆記対策などの就活への準備をしっかり行うことが大切です。


総合キャリア支援室は、1~2年生も相談が可能です。

実際に方向性を考えたいと、来室している2年生もいます。

将来の姿はまだ見えていなくても、今できることを一緒に考えます。

相談内容が決まっていなくても、大丈夫です。

キャリアカウンセラーと「話したい」と思ったら

ぜひ来室してくださいね。

お待ちしています。

2021年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別 アーカイブ