就活生をもつ保護者の方へ

こんにちは。総合キャリア支援室の松岡ですコスモス

 

 春らしい日も増えてきました黄色い花

就活中の3年生は合同企業説明会や企業説明会のスケジュールで
少しずつ忙しくなってきています。


エントリーシート、履歴書に向かって
自宅でコツコツと書き上げる姿も増えてきたのではないでしょうか?

 

今日は、そんな就活生を持つ保護者の方に向けて
今どきの就活選考の特徴をお伝えし、
ご家庭でどう支えていったらいいのかをお伝えしたいと思います。

 

1.インターネットで就活

保護者世代の就職活動との大きな違いは、インターネットでの活動が中心だということです。
就活ナビサイトや企業の採用ページなど、ネット上のツールを使って求人を探していきます。

「ずっとスマホばかり見ていて、就活しているの?」と心配になるかと思いますが、
就活生はほぼスマートフォンで情報収集していますし、
企業からの連絡もメール等で届くため、どうしても画面を見ている時間が長くなります。

 

2.選考が複雑

保護者世代は、履歴書を書き、筆記試験と面接という選考だったのではないかと思いますが、
今は選考の種類もステップもかなり複雑になっています。
エントリー(応募意思を伝える)段階で、自己PRや志望動機を求める会社もありますし、
会社独自のエントリーシート(応募書類)を郵送や説明会持参を求めるところもあります。
大学の履歴書を提出するケースもあります。

会社によって要求することが違うということが前提です。

筆記試験は現在多くの会社がWEBテスト形式で実施しています。
テストの種類も豊富で、一番採用されているのがSPI3というテストです。
テストセンターでの受験、自宅での受験、企業での受験と場所の指定もさまざまです。
あるいは企業独自の筆記試験(一般常識試験)を実施するところもあり、
基礎学力を問われていきます。

性格適性検査も行われますので、テストといっても種類が多いです。

その後、グループワーク・グループディスカッションといった
集団でテーマにそって話し合う選考
があり、
協調性やチームワークなどを審査されていきます。

面接ではグループで実施するものと個別で行われる面接が複数回あり、
最後は役員面接で内定の合否が出されます。


3.1社の選考期間は2~3ヶ月


1社の応募から説明会参加、選考を経て内定がでるまでの期間は
企業にもよりますが早くても1ヶ月半、時間がかかる企業であれば2~3ヶ月
です。

複数社を同時進行で受けていきますので、
4月~6月はかなりスケジュールがいっぱいになると思います。

中には途中の選考で不採用が来てしまうこともありますので、
その時点でまだ求人が出ているところを追加していく学生がほとんどです。

 

4.家庭でできる支援

就活中はこれまで経験したことのないような緊張感があり、
日々疲れていると思います。
ゆっくり睡眠をとること、きちんと食事すること、
選考に遅れないよう時間管理が大事
になります。

また企業へ行く交通費もかなりかかることと、
早めに選考会場の近くのカフェで待機したりもするため、
経費がかかっていると思います。

金銭面と体力面・精神面での支援をぜひお願いしたいと思います。

就活は一人ひとり選考内容や進み方が違います。
業界によって内定が出る時期も違いますので、
他の人が内定を得ているからといって焦るのではなく、
しっかり自分の就活を充実させて欲しい
と思います。

 

まずは本人の就活を見守ってもらうと同時に、
ぜひ総合キャリア支援室で定期的に相談を行うことを勧めてくださいアップ

就活は孤独な活動です。

時に迷ったり、落ち込んだりしながら、
卒業後どういう場所で何をして働くのかを考え、
一歩ずつ着実にその方向性に向かって進めていくものになります。

総合キャリア支援室のキャリアカウンセラーとともに
ぜひ納得感のある就職を目指していきましょう
合格
保護者のみなさまも、その姿をぜひ後押ししていただければと願っています。

2021年10月

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