こんにちは。
総合キャリア支援室 西岡です。
現在キャリア支援室では、3年生の皆さんに『インテーク全員面談』を実施しています。
その中で、「やりたいことがわからない」、「特にやりたいことがない」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
自分の「好きなこと」、「やりたいこと」がはっきりわかっていて、それに向かって行動することは、とても素晴らしいことです。
ただ、現在それがわからないからといって、そんな自分はダメだと焦りを感じる必要は全くないと私は考えます。
やりたいこと探しに行き詰まった時、視点を変えてみるのも一つの手です。
まず初めに、仕事の目的について考えてみましょう。
① 生きていくのに必要なお金を稼ぐため
② 自己を成長させるため
③ 自己実現のため
④ 社会の役に立つため
⑤ 趣味や休日を充実させるため etc…
仕事の目的は様々ありますが、重視することは人それぞれですよね。
「やりたいこと」からの仕事探しは、特に③の『自己実現』を重視していると言えるかもしれません。
今回は、④の『社会の役に立つため』に焦点を当てて考えてみたいと思います。
仕事というのは報酬を得るという性質上、『人や社会の役に立つもの』ですね。
社会の役に立っていなければ成り立たないものです。
そういった意味で、全ての仕事は人や社会の役に立つと言えます。
その中で、自分は【誰に、どんな手段で】役に立ちたいか?を考えてみましょう。
【誰の役に立ちたい?】
・年齢(赤ちゃん~ご年配の方まで)
・場所(地元、国内、海外、WEB)
・人?(動物、物)
・関わり方(直接、間接)
・人数(1人~世界中の人)
・商品(どんな物、サービスを扱うか)
【自分に適している手段は?】
得意なこと。やりたいとまではいかないけれど、できること。
これまでの経験の中で、誰かの役に立ったこと、それによって喜んでもらったこと。
小さなことでも構いません。
思い返してみれば、何かしらあるのではないでしょうか。
それはあなたの「できること」にきっと繋がっています。
人の役に立ち、喜んでもらうことはとても嬉しいことですね。「やりたいこと」ではなくても、その仕事によって喜んでくれる相手がいることは、仕事をする上で大きな支えとなるのではないでしょうか。
やりたいことがわからないと悩んでいる皆さん、
一度、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか。
良かったら、一緒に考えましょう。
キャリア支援室はいつでもお待ちしています。