総合キャリア支援室の阿部です
2月8日、15日、『応募書類を完成させようの会』を開催しました。
講座の最後にお伝えした、文章ブラッシュアップについてシェアします!
~文章ブラッシュアップ/step1~
■冗長表現をなくす
■数字を使って分かりやすくする
「多くの」「様々な」「幅広い」という言葉を使わず、数字を使いましょう
■一文40文字程度におさえる
一般人のブログで「読みにくい~」という文は、たいてい50文字以上です…
■「私は」「私の」「私が」は極力省く
履歴書・ESは、自分の話に決まっているので、「私」は省きましょう
≪添削前≫
私は所属するゼミのグループ研究で、いつまでに何をするべきかをみんなで話し合い、経過をラインで毎日報告し合うということにしました。
(64文字)
↓
≪添削後≫
ゼミ生5名のグループ研究で、進捗報告を毎日しようと提案しました。
(32文字)
添削前は子供っぽい文章でした。添削後は文字数が半分ですが、分かりやすくなりましたね。
語彙力を高めていけば、少ない文字数でも伝えることができます!
~文章ブラッシュアップ/step2~
■話し言葉、省略語は使わない
■二重表現を省く
ダメな例:まず最初に、後で後悔する、今の現状、期待して待つ
■誤字脱字をチェックする
■誤用をチェックする
誤用が多い例:敷居が高い、議論が煮詰まる
─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─
例えば、「議論が煮詰まる」。みなさんはどちらの意味で使っていますか?
A.議論が行き詰まって、結論が出ないこと
B.意見が十分に出尽くして、結論が出る状態になること
正解は、Bです。
─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─
文化庁のホームページ『ことば食堂へようこそ!』も参考にしてください。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kotoba_shokudo/index.html
以上、文章ブラッシュアップのポイントでした。
忙しくても手を抜かず、いい文章を提出しましょうね!