こんにちは。
総合キャリア支援室 キャリアカウンセラーの塚田美春です
コロナ禍で、最近また見かけることが多くなり、気になっている言葉があります。
「VUCA(ブーカ)」と「非認知能力」です。
「VUCAの時代には、非認知能力が求められている」
といった感じで使われるのですが、皆さん、目や耳にしたことはありますか
予測しがたい変化の時代に大切なのは「自己肯定感」「ポジティブシンキング(積極志向)」なのでは?というのが、今回お伝えしたいことです。
「VUCA」は、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)の頭文字をとった造語です。
元々は軍事用語でしたが、現在はビジネスシーンで頻繁に使われています。社会や経済の変化を予測しづらい状況・・・、まさしく今のような状況のことですね。
このようなときには、ビジネスモデルはすぐに陳腐化してしまい、革新が求められます。
就職活動中の皆さんは、企業が、しきりに「革新」「挑戦」という言葉を使っていることをご存じだと思います。
そのため、企業は自主的に動き、企業に貢献してくれる「起爆剤」になりうる人、「自己変革力」を持った人を求めています。
そんななか注目されているのが「非認知能力」です
知力、学力など測定できる「認知能力」に対し、「非認知能力」とは、認知能力以外のものを広く表します。「社会人基礎力(経産省)」「就職基礎能力(厚労省)」など、「21世紀型能力」といわれるものです。
※「非認知能力」:OECD(2015)では、「社会情動的スキル」(「目標の達成」「他者との協力」「情動の抑制」)
変化の時代、皆さんには、「非認知能力」である「自己肯定感」「主体性」「実行力」など、ありのままの自分を認め、自身の変化(成長)を楽しみ、キャリアを切り拓いていく社会人になってほしいな~!と感じています。
参考文献:「非認知能力の概念に関する考察」 一般財団法人 日本生涯学習総合研究所(2018.3)