こんにちは。
総合キャリア支援室キャリアカウンセラーの安田です

学生のみなさん、春休み期間もキャリアを利用してくれてありがとう‼by SHUKUTOKUMA
3月も半ばに差し掛かり、だいぶ春らしく暖かな日が増えてきましたね。
今年は、合同説明会や企業の説明会の中止や延期といった、今までの就職活動にはない流れとなっています。
学生からも、このような状態でどのように就職活動を進めていけばいいのかという不安と焦りの相談が増えてきています。
私は、このような時だからこそ、周りに流されないよう強い心を持ち、就職活動の軸をもう一度見直すように伝えています。
今回の出来事に限らず、これから社会に出ると不測の事態に遭遇することは常にあるからです。
9年前の3月11日、東日本大震災がありました。
その時、皆さんはどこで何をしていましたか。
私は、都内の企業で働いていました。ビルの12階で仕事をしていましたが、今まで体験したこともないような激しい揺れがあり、キャビネットが倒れ、窓の外をみると遠くで煙が上がり火災がおきているようでした。
普段はおしゃれな街が、一瞬で騒然とし、ビル内の警報と避難のアナウンス、ただ事ではないと感じました。
交通網が乱れ、徒歩で帰宅する人、帰宅が難しい人は会社に泊まることになりました。
私も会社に泊まり一夜を過ごしました。
これからどうなってしまうのか。
被災地の状況がわかるにつれて、被害の大きさと、一瞬にして人の命が奪われてしまうその現状の中、自分はどうすることもできない、何もできない。
自分はこれからどうするべきなのかを真剣に考えるきっかけとなりました。
私は、これからどのように生きていこうか、自分が目指すべきことは何か、本当にやりたいことは何か。
人々の想いをサポートする仕事をしたいと考え、キャリアカウンセラーの道を志し、現在に至ります。
私にとってこの仕事は、自分の人生をかける仕事であると確信しています。
それまでの自分は、大学を卒業し、就職活動をして、なんとなく周りと同じよう生きていたように感じます。
心の底からやりたいことに巡り合えず、それが何かもわからず、働くとはこういうことなのだと思っていたからです。
自分の心の声を聴いてみてください。
今、自分が目指している会社、働き方は、本当に自分がやりたいことでしょうか。
本当にやりたい仕事に巡り合え、周りの人々を幸せにできるような人生を歩まれることを願っています。